血液内科

貧血について

私たちの赤血球には、ヘモグロビンと呼ばれる血色素が含まれています。これはたんぱく質の一種で、肺で取り込んだ酸素を全身の細胞に供給する重要な役割を担っています。ヘモグロビンが少なくなると、全身に十分な酸素が供給できなくなってしまいます。このような病気のことを「貧血」と呼んでいます。ご承知の方も多いと思いますが、貧血という状態になると、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、疲れやすいといった症状がみられるようになります。

このようなときは当院をご受診ください

  • 立ちくらみすることがある
  • 健康診断で貧血を指摘された
  • 坂道を上るのがつらい
  • 少し動いただけでも息が切れる
  • 頭が痛い
  • 動悸に悩まされている
  • 昼間に眠気を覚えることが多い
など

各種貧血

貧血のなかには様々な種類がありますが、代表的なのは「鉄欠乏性貧血」です。これは、ヘモグロビンをつくるための材料である鉄が不足することで起こります。このほか、巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血、出血性貧血、溶血性貧血などもあります。巨赤芽球性貧血は、ビタミンB12や葉酸が欠乏することで引き起こされます。再生不良性貧血は、造血幹細胞が減少することなどが原因となります。また、ケガや病気のために血管が破れて出血すると、血液が失われるため、貧血を起こします。このようなタイプは出血性貧血と呼ばれます。なお、赤血球は骨髄でつくられ、約120日間の寿命がありますが、その途中で壊れて溶けてしまうことがあります。これにより赤血球の生成が追いつかなくなることで起こるのが溶血性貧血です。

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診療科目
内科一般、生活習慣病、循環器内科、糖尿病内科、呼吸器内科、消化器内科、神経内科、各種検診・予防接種・訪問診療(通院患者様)
院長
安部 開人
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〒146-0082
東京都大田区池上6丁目5−4
TEL
050-3355-8387
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